≪レジ袋削減アンケート2014≫まとめ

*ゴールデンマーケットin札幌ドーム(2014.7.26)
*ゴールデンマーケットin札幌ドーム(2014.7.26)

 レジ袋削減アンケートは、当会の前身である北海道ノーレジ袋運動を進める連絡会が、洞爺湖サミットが開催された2008年に、道内の市民・流通事業者・行政(市町村)の実態について調査致しました。

 当時は、レジ袋に対し意識はあるが行動が伴っていない市民が多く、ほとんどのお店がレジ袋を無料配布していました。

 今回、6年ぶりにアンケートを実施し、市民・流通事業者・行政(市町村)の意識・実態がどのように変わったかを調査致しました。以下、アンケートから見えた主な内容です。

 なお、アンケート結果は次のPDFにてご覧ください。


【市民アンケート】

 今回は、地域(市町村)によりレジ袋の無料配布の実施状況が異なることから、札幌市民を中心に不特定多数が集まるイベント会場等3か所で1021人に回答を頂きました。


■市民のマイバックの使用率について

 マイバッグの使用について、必ず・ほとんど・ときどき使用するを合わせると、95.7%の回答があり、『持っている』から『使っている』というマイバッグの使用が日常化になっている事が分かった。


■レジ袋に対して

 無料配布しているお店では、レジ袋をもらうと回答する人が48%あり、お店の取り組みによって大きく左右されることも分かった。

 また、もらったレジ袋は84.9%の人がごみ袋として活用されており、レジ袋が有効利用されていることも分かった。


【流通事業者アンケート】

 今回は、道内の流通事業者65社に送付し28社から回答がありました。


■レジ袋辞退率(マイバッグ持参率)について

 25年度実績の辞退率が80%以上の回答のあった事業者は14社あり、市民の協力の高さが分かった。また、無料配布中止に慣れリバウンドが心配されたが、レジ袋の辞退率が上昇・横ばいと16社から回答があり、事業者アンケートからもマイバッグ使用が日常化になっていることが分かった。


【自治体アンケート】

 今回は、道内179市町村全てから回答があり、各市町村のレジ袋削減への関心の高さが感じられた。


■レジ袋削減の取組みについて

 レジ袋削減について52%(93件)の市町村が、定着していると回答があった。

また、レジ袋の削減に有効的な方法として、事業者によるポイント導入・呼びかけに62%(112件)、有料化(レジ袋の無料配布中止)に79%(142市町村)の回答があり、事業者の取り組みに期待が高いことが分かった。



北海道容器包装の簡素化を進める連絡会



アンケート結果

市民アンケート2014集計報告(公表用).pdf
PDFファイル 221.8 KB
2014年自治体アンケート結果の取りまとめ(確定).pdf
PDFファイル 325.7 KB
レジ袋削減についての事業者アンケート集計(報告).pdf
PDFファイル 287.3 KB